あ……は、ハーハッハッハッ!俺は邪悪の王ギラ!貴様!俺をこの国の王の所に連れていけ! (他の王様が周囲にいる気配もなく先程まで戦っていた敵もおらず、訳が分からない状態に頭を抱えていたが、声をかけられると動きを止め。どうやら敵ではないし、偉い人間でもなさそうで、咄嗟に邪悪の王モードに切り替えて剣を抜いて切っ先を向けると、話の通じそうな人のところに連れて行ってもらおうと王様の名前を聞き出そうとして)