…看板、終わりましたよ! (背丈にそぐわぬ可愛らしい丸文字の看板を入り口の前に立て、キッチンに向けてそう報告する。じゃ次紅茶、と返事が返ってくると苦笑しつつキッチンの中へと入り、慣れた手付きで紅茶を淹れる作業に移った。店員の一人が店を開けるなり、待っていたらしい客が数人入ってきては、奇妙な格好をした見知らぬ店員に不思議そうな視線を投げ)