掲示板ファンさん 2023-10-09 19:52:48 |
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("ちーちゃん"も"ちあちゃん"も多分冷ややかな目案件ですね…()そうです!!分かりますよね!!君が!!ちーちゃんって!!呼ばれて!!冷ややかな目を!!するだけで!!私の命は!!助かるんです!!!良かったねおうちには帰れるってさ千秋くん!!()千秋くん痛恨のミスでお名前ヒント更に出しちゃいましたねえ())
(案内を頼まれ、軽く頷いて歩き出そうとした途端に彼が自身の方を向いた。どうやら先日適当に手掛かりを与えておいた、自身の名前を考えてきたらしい。相変わらず此方の話を聞く気などなさそうな姿勢に半ば呆れつつ、彼がつらつらと述べる名前の候補を黙って聞いていた。─あの手掛かりでここまで絞れたなら、多分大したものだ。だがどれも自身の名前ではない─彼が名前の候補を述べ終わり、こちらに正誤を問い掛けてきた所で首を横に振って、「…その中にはありませんね」と答えておく。─が、続けて「……ああ、ですが…千尋と秋、は惜しいです。千尋の方は二文字、秋の方は一文字違いですね」と余計な事まで口に出した自身を無心に張り倒したくなった。その後意地を張ったように口を噤んだままで友人の教えてくれた道順の通りに歩いていくと、自身のバイト先とは雰囲気の違う、洒落たカフェが見えてくる。自身達の姿を見つけたのだろうか、入り口付近に立っている短髪の青年店員が人懐こい笑みを浮かべながらお二人様ですか、と問い掛けてきた。─顔がどことなく柴犬に似ている。そんな下らないことを思いながら返答の代わりに頷くと、青年はこちらへどうぞ、と自身達をテラス席へ案内した。そうしてメニューを置き、会釈を一つして立ち去っていく。鞄を自身の足元に置き、彼と会話するでもなくぼんやりとメニューに視線を落として)
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