掲示板ファンさん 2023-10-09 19:52:48 |
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(/ わ゛か゛り゛ま゛す゛…! 氷の美形の記憶に残れただけでもう充分なんですよ!!はーいお願いします!!ではこれにて暫し失礼!! )
( 希望を汲んでくれた彼女に此方も笑い返して、ありがとぉ、と頬杖突きつつその去り際に片手をひらひらお見送り。それから入れ違いに此方に近付く青年を目で追い、いよいよテーブルの前に来たその姿を見上げ、彼の名乗りと同時にその名札を見上げる。噂の存在を確かめご機嫌に頷いた後、「はぁい待った待ったぁ。」無駄の無い言葉だけを残して離れかけた彼の手首を両手で素早く掴んで立ち上がる。「オレ、君に会いに来たんだよぉ。街の皆が噂する王子様にさ。」のんびりとした物言い。だが自分の十指をしっかり彼に絡めてホールドし、互いが立っている事で元より近いその顔の距離を、ずいっと更に乗り出して近付ける。「噂通り格好良いねぇ。それに、凄く綺麗。氷、って称したくなるのも解るなぁ…」ニコニコと細めた目の内、矯めつ眇めつ彼を映して、弾む声で己の所感を本人に向かって流す。「あぁでも、聞いてた印象よりは幼いねぇ。もしかして年下…?…う~ん、スケブくらい持ってくれば良かったなぁ…勿体なぁい…」そのあまりにも堂々とした観察行為の後、今度は首を捻ってその鋭い目を真っ直ぐ見詰めてから、吐息混じりに今更の後悔を呟く。「……あ、ごめんごめぇん。」数秒、その感情に目を瞑って、肝心の青年の反応をスルーしてしまっていた事に気付いて軽い謝罪を。そして、互いの表情が見える位置まで顎を引き、「オレはね、小町薄葉っていうのぉ。コマちゃんとか葉っぱちゃんとか、好きに呼んでぇ。」素っ気無くても名乗ってくれたお返しに、渾名候補付きで自己紹介をしつつ、捕まえたままの片手を此方の諸手で包んで上下にゆったりと振り強引にシェイク。「それでさぁ、はーちゃん。」手の動きをピタリと止める。同時に口にしたのは初対面の彼に対して馴れ馴れしい愛称。「良かったら友達になろぉ。オレ、君の事もっと知りたぁい。ねぇ、今日お仕事終わったらヒマぁ?もし空いてたら一緒にご飯行こ~?オレ奢るよぉ?」まるでその辺のナンパか、幼稚園児のお遊びのような、そんな軽薄さとにこやかさで。しかし無理矢理握った手は離さず、彼を逃がさず、どうかなぁ?ともう一つ重ねて誘いかけ )
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