…ああ、流石に腰痛えか。気ぃ付かなくて悪いな。( ルームランプの灯りを頼りに革表紙の本を読んでいたところ、起き出した相手の気配に目を遣って立ち上がり / さして体格の変わらない相手の腰に手を添えるとひょいと抱き上げ、ベッドの上に下ろし / 夜の様相を思い返しては砂糖を煮詰めたような視線を向け、ベッド端に腰掛けて )