……あ?何だこれ。( 突然現れた看守から半ば押し付けるように手渡された箱へ視線を落とした後説明を求めるように看守を見遣るも既にその姿は無く / 首を捻りながら箱を開ければそこにあった黒光りする拳銃に瞠目し / 手に取りまじまじと眺めながら脳裏に過ぎる憶測は相手の根回しの一環だろうかと言う結論で、口元に笑みを浮かべると再度木箱の中へしまい込み )