少年 2023-10-02 04:32:59 |
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っ、ごめんなさい…?
(突然どこかからかけられた声に慌ててキョロキョロと見回すも聞こえてきた方向や言葉の内容からするに相手が発したものだと分かれば狐につままれでもしたかのように困ったふうに眉を下げとっさに謝罪を述べて。鈴の鳴るような美しい声色、目の前の彼の表情も相まって正に童話にでてきた人魚のよう。尾鰭の継ぎ目は、と探そうとした目を彼の瞳に留め、キラキラと水が流れでもするような不思議な輝きにぱちぱちと目を瞬かせては、)
あの、本物?…え、何かの催し、ですか?
(まだ信じられないようで、彼はあくまで人間でこの水族館の何かの催しごとに駆り出されているんだろうと半ば自分に言い聞かせるように問いかけつつもう一度ガラスに触れて。指先に伝わる感覚はもちろんいつもと変わらないひんやりとしたもの。でもその先にはいつもなら絶対にありえない生物。混乱しつつも「人魚ってほんとにいたんだ…」ともはや怖がる様子はなくキラキラとした目で相手を見上げ)
(/良かったです!ありがとうございます。
もう登場の台詞から神秘的且つ優しそうな雰囲気が伝わってくるお返事でいまからこの先のお話が楽しみです!)
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