蒼月草の花冠 【葬フリ】

>5 匿名様
(／はじめまして、ご参加希望ありがとうございます！同志の方がいらっしゃってとても嬉しいです…！ただ誠に申し訳ないのですが少々相性に不安を感じてしまいまして、この度はご参加をお見送りさせていただければと思います。お声掛けくださりありがとうございました。)

>6 匿名様
(／一緒にアニメを楽しめるお仲間が出来てうれしい限りです！原作もアニメとはまた違った良さがありますので、機会がありましたらぜひ読んでみてください。露骨なネタバレにならない程度に情報も都度お伝えしていきますね。僭越ながら先んじて初回を投下させていただきますので、問題なければ続いていただけますと幸いです。かなり確定ロル寄りになってしまった点を含め、ご不都合などございましたら遠慮なくご指摘ください…！ )

>フリーレン

( 魔法の師フリーレンと共に辿る宛の無い旅路はグランツ海峡へと行き着き、偽物の魔導書と引換えに請負った海岸清掃のため村に滞在を始めて早三ヶ月になろうという頃。朝の市場で買物を済ませ宿に戻れば、未だ寝台の上できもちよさそうに寝息を立てる師の姿が目に入り、つい短く溜息が零れる。朝に滅法弱いらしい彼女が自分の意志で起床することはほとんどなく、とうに諦めているとはいえ、まるでお母さんのような毎朝の日課に骨が折れるのは事実だ。食料と日用品の詰め込まれた紙袋をどさりと机の上に乗せてから、眠る師の傍らに立ち、小さく上下する肩に手を置き優しく揺すりながら呼びかけて )
──フリーレン様。朝でございますよ。今日はよく晴れていますから、また雪が降る前に掃除を進めてしまわないと…。