…………こ、この子、たちは……魔法、じゃ、なくて……………友達、なんです……… (葉の部分を撫でてやると、心なしか満足気な様子で鉢植えに戻っていく植物たちを見送り、相手の準備を待ちながら小さな声でそう呟いた。廊下を歩き、教室に入ると相手の隣の席に腰を下ろし、「……………あ、あの………迷惑、だったら……言って、ください」と周囲の目を気にするように瞳を伏せ)