匿名さん 2023-09-25 20:42:17 |
通報 |
( 久々に馴染み深い空気を嗜みたいといった思惑から、宿に訪れていた午後。綺麗な木目を描く机上には、厳つい料理人が手ずからに淹れた茶が置かれている。既に肩の荷を下ろした身の何と身軽なことか、等と脳裏で考えを巡らせながら未だ湯気を立てる茶に口を付けて。ゆるりとした空気の流れる中、ふと意識を留めたのは鼻腔を擽る馥郁とした匂い。食欲をそそる香りと共に旅の道中を伴走する少年の声が耳に入れば、コト、と湯呑みを置いて。纏う衣服の裾を翻しては椅子を引いて立ち上がり、厨房へと足を運ぶ。眼前には傾いだ拍子に揺れる金の髪。何やら悩んでいる様子の旅人に首を傾げると、その肩に手を置いて )……旅人?どうかしたか。
( / お気になさらないで下さい、絡みやすく素晴らしい初回ロルを回してくださってありがとうございます!おそらくこちらもゆっくりとしたペースになるとは思いますが、何卒よろしくお願いします。またロルやセリフに相性不安などがあればお申し付けください…! )
トピック検索 |