匿名さん 2023-09-23 20:50:17 |
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……よっぽど好きなんだな、その人のこと。
( 自分の恋が実るより相手の幸せを願うなんて、優しい彼が考えそうなことだが、それほどまでに大切に思われている相手が誰なのか気になって仕方なかった。
相手のレポートと自分のレポートを交互に睨みながらなんとか右手を動かして課題を終わらせる。
すると、暫くして自習室の扉がノックされ、朝とはまた違った女性が部屋へと入ってくる。「やっぱり春人だ!さっきここに入っていくの見えたからー」なんて言いながら隣に座ってくるが、ふと向かいに座る彼に気付いたのか、品定めするかのように上から下まで鋭い視線を向ける。)
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