こどもじゃないもん！〆

(突如森中に響き渡る大きな咆哮。その後すぐに宙へと投げ出された身体は何者かの手によって抱きかかえられる。恐る恐る瞼を開けた先に捉えたのは狼の獣人。そこにあの人間のような乱暴さは微塵もなく、不思議と安心感さえ芽生えてきた。拘束された己の手足を解放するや否や即座に密猟者へと立ち向かっていくその背中は、いつか母親から聞いた「命の恩人」の話を彷彿とさせる。早く逃げろと言われたけれど、一切怯まず容赦なく追い打ちをかける彼の様子に目を奪われてもう動けない。大切なものを守るために命を懸けるその姿は、まさに自分の憧れそのもので。すっかり怯えて逃げ出したあの人間がもうこの場から居なくなったことを念入りに確認すれば、彼の元へ走り寄って)
助けてくれてありがとう。おにーさん、すっごく格好よかった！

(/あっそれは何より…！密猟者秒速退場も大丈夫です！訂正についても了解しました～。背後は一旦ここらで引っ込もうかと思いますが、何かありましたら遠慮なく呼んでください！改めまして、これから宜しくお願い致します…！/蹴可)