アイドル様 2023-09-16 18:48:49 |
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はぁい。
( 彼に言われた通り、言われた場所にへと真っ直ぐ移動をしてはまだ車が来ていないことを確認してミニ財布とスマホしか入らないのではないかというような流行りのミニショルダーバッグから小さな手鏡を取り出せばちょいちょいと指先で前髪を直したりメイクが可笑しくないかと確認を。「 ……どこ行くのかしら、ごはん。 」とぽそりと呟いてはそういえば先程男性スタッフとすれ違った時はやはりぞわりと粟肌が立ったなとぼんやりと考えて、やはり体はまだ異性を怖がっているんだろうなあと鏡をバッグに仕舞いつつ小さなため息をつく。無論顔には出さなかったけれど、このまま彼以外の男性に近づく度に心臓を掴まれたような感覚がするようになってしまったらどうしようと小さな不安が渦巻いて。 )
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