『 理想偶像 』(〆)

お疲れ様、家に帰る前にどこか寄りたい所はあるか？
(待ち人を待っている間、時間が余っていることに気付き、胸ポケットから慣れた動作で煙草の箱を取りだして。スタジオの方に目を向けていると、その待ち人の姿が目に入り慌てた様子で煙草の箱を胸ポケットに突っ込んで、後部座席の扉を開けて彼女を迎えて。乗り込んだのを確認したあと、扉を閉めて自分も運転席へ取り込んで、ハンドルに手をかける。この調子だときっとろくに食事も取れてないだろうと察しての一言を問いかける。彼女が零した言葉に何も答えれなくなる。運転しているため、顔こそ見えないがきっと悔しさでいっぱいにしているのはいつもの様子を見ていたら分かる。そして、彼女が完璧主義なのは知っている、だからこそ自分の不器用な慰めなんてかけたら、プライドが傷ついてしまう、でもどうしたらいいか分からずにアクセルを踏んで、車を走らせながら考えて。「もうリテイク出したから、明日からはもう出さないんじゃないか？」なんて確証もないことを口走ってしまう)

(/改めまして、これからよろしくお願いします！
ロルの長さについて、承知しました！どんな長さでもできるだけ対応して行けたらと思います。
やりにくい所などありましたら、なんでも仰ってください！)