掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 己の出した単語に明らかに表情を変えた彼に、諦めろ、と一言素っ気なく返し、相棒共々医務室に向かう。白い扉が開いた瞬間、当然腕の折れた相棒の方に班長の目が奪われる。「……さて。」一気に騒がしくなる医務室の中心は相棒。その隙に入口から室内に目を巡らせ、己が見上げる程大柄な医療助手の男を見付ける。分析解析の異能を持つその四十路前後の助手――己には珍しく、機関加入時から付き合いのある相手――に、一つ目配せをして招くように軽く指を動かす。それだけで察したらしく男は苦笑し、医療班長の見ていない隙に薬棚の隅から中身入りの細いシリンジを取り出し己の傍に寄る。久し振りだね、…ああ、と無難な言葉のやり取りに紛れこっそりとそのシリンジ――造血剤を受け取って、何の小言が飛ぶかも解らない口煩い班長が振り返る前にポケットに隠す。相棒からは見える位置だっただろうが、幸い班長には見付からなかったらしい。微笑みを向けた彼女を一度見遣り、「…では、管理室に行ってくる。」だが無反応のまま、すぐに相棒の方へ視線を流してそちらに声を掛ける。「…このキーキー煩い子鼠と、図体ばかりの見かけ倒しの爺熊の言う事をきちんと聞いておけ、イヴ。あんな怠慢が二度と無いようにな。」そのついで、不遜と不機嫌、それに気怠さを練り込んだ毒を最後に吐いて室内に背を向け、愛想を毒で返された班長の怒り声と、人の名前覚えるようになったんだね、ブラッドフォード君、とのほほん己の変化を喜ぶ助手の声から重たい足取りで遠ざかる。――管理室の扉前。面倒さに溜め息を落としノックした後、相棒が来る前に終われば見舞うか、などと血の回らないぼんやり頭で考えながら一人報告の為にその中に入り )
(/ どうもアーネストがお世話になっております!!最近は相棒同士で武器を交換して文句言いながら戦うのも良いよね、などと考えております私です!!何やらほんのり芽生えたピンチ編、もうちょいで終わりかなと思いまして、お次は何が宜しいかお訊きしたく顔を出させてもらいました!!どうでしょう、主様の方で何かご希望妄想などは何かございますか!? )
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