掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(殺風景な街中に映える、一筋の赤い流星のような愛車に乗って自宅に戻ると、いつもの如く食事とも言えぬ食事を取り、特に見る気もない深夜のテレビ番組を惰性で点けながら、いつの間にかソファで寝落ちるという不健康なルーティンを繰り返し、翌朝を迎える。寝惚け眼でソファから起き上がって顔を洗い歯を磨き、最後の機関へと向かうための着替えの際、ジーンズを履いた時の微かな違和感にふと目を向ければ、赤やら紫やら、極彩色かつ大量のストラップが揺れるチェーンからお気に入りの─白い猫を象ったキーホルダーが無くなっていた。何処かで落としたかな、と然程気にするでもなく用意を済ませ、愛車に跨って機関まで向かう。機関に到着すればロビーの定位置に腰を下ろし、暇そうな表情で携帯を触っていたものの、ふと機関中に鳴り響いた、耳を劈くようなけたたましいサイレンの音に眉を顰めた。お仕事面倒くさ~い、と誰に言うでもなく嫌そうに呟き、席から立ち上がると、姿の見えぬ相棒の居るであろう通路に向けて歩を進めて)
(めちゃくちゃ自己評価変えてやってください!
!!こちらも了解です!!)
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