掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 自分とならば一回り以上、相棒となら親子でもおかしくない年下に黙らされた上司と幹部らに、もう何も言う事は無い。相棒の荒いヒール音を背景にさっさと管理室を後にする。己も些か荒立てて床を踏んではいたが、体力差からいつの間にやら隣を越され、二歩ほど遅れつつ共にロビーに至る。すぐ傍の席に相棒はけたたましく、己はのっそり鈍々しい動作で座り、椅子の背凭れに上体の全てを預けて暫し――相棒の声がロビーに反響する。疲労で少々ぼんやりしていた所に不意を打たれた驚きを瞬きで散らし、「…全くだ。コネで人を管理する側に回ってしている事が、お上様方の雁首を揃えての吊し上げとは…頭の外だけでは無く中身まで隙間だらけのようだな。」投げられたそれにまず肯定、次いでは同じ苛立ちを混ぜての暴言を吐き出す。――もし二人を諌める者がいたならば。“日頃の行い、素行、態度のせいもあるだろう”などと多少苦言を呈したかもしれない。だが、今ぴりつく二人の前に出る者どころか、目を合わせる者すらこのロビーには一人として居ない。「しかし…」一通り気の済むまで怒りと毒を宙に投げ捨てたその最後、自らが萎んでいくような深い息を吐き出し、己も頬杖を突いてすっかり背を丸める。「……流石に、今日はこれ以上の面倒事が起きん事を願おう。」ふと視線を向けた先の通路、今頃になって管理室に連行されていくトーマスらしき赤毛を視界の風景に、誰にともなく疲れきった先の願望をボソリと溢して )
(/ ああ~そこはかとなく感じられる優先順位…好きぃ……アーネスト、力じゃイヴさんに勝てない上怪我人の扱い慣れてなくて一緒に振り回される事でしょう…有り難うございます!あ、それともう一つ聞き忘れが…このドタバタ編でアーネストが大分虫の息()なので、次のピンチ編は数日後的な感じで時間進めようかと思ってましたが…主様はどうでしょう、この日の内にピンチ編に進んでおきたいとかあります…? )
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