掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
通報 |
( いっそ怠さを感じる重い脚を一つ動かしてから、「…歩くぐらいは出来る。」逆に、それ以外はやりたくないと相棒の問いに適当な答えを返す。その間に己を追い越していった相棒の銃撃で、脅威は早々に取り除かれたらしい。こうなれば最早武器を構える意味は無く、持っているのもかったるいそれをホルスターに戻す。それからは相棒の二歩ほど後ろから廊下を歩き、途中の壊されたバリケードは、蹴る元気は余ってなかったので一先ず踏み付けて乗り越えた。大して時間は掛けていないが、漸く到着した開発課内。自分達を見るなり怯えて顔を引き攣らせたトーマスは、相棒の声に跳ね上がり、何か聞き取りし難い弁明と共に壁際に自ら退いていく。猫に追い詰められる窮鼠――といっても自業自得で、噛み付く気概も無いだろうその様を少々の間見ていたが、ふと此処に態々訪れた理由を思い出して、相棒よりも前へ出て壁際の彼の正面に立つ。無言の己に意味有る言葉も詰まったらしい、口の開閉だけを繰り返すトーマスを見下ろしながら、仕舞った筈の武器を取り出し、その銃身側を持って――ゴンッ!とグリップ部分の底で思い切り脳天を打つ。「……中身の割には良い音がするな。」いったぁ!と頭を押さえた彼に、多少の溜飲が下がったのか、ハッとその姿を鼻で笑う。しかしそれだけで終わらず、今度は瘤の出来た其処を覆うその両手に数滴己の血液を弾く。「…コイツの手に触るなよ、イヴ。三日ほど気触れと発疹が出る。」自分からの分は済んだとばかり、両手をいつも通りポケットに突っ込み、物見客宜しく距離を取りつつ、相棒に向けて一応の注意をしておき )
(/ 度々有り難うございます!兎に角気を付けますね!
さて、話は変わりますが、そろそろドタバタ編も終わりが見え始めてきたので次のご相談をば…!この次はバディのどちらかが負傷する、ピンチ(軽度)編だったと記憶しておりますが、そういやどちらが(もしくはどちらも)怪我するかまでは決めてなかったなと…!その辺り、是非とも主様のご意向をお聞きしたく…! )
トピック検索 |