掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(/ はい!ではまたお互い楽しみましょう!! )
( 此方の吐息が触れるその前に、相棒から距離が詰められる。想定よりも早く重なった感触に思わず動きを止めたその一瞬、髪を梳く指に反応する間も無く身体は彼に引かれるままに傾いて――「……っ、」咄嗟に頬から離した両手と膝をソファーの座面に突く。特別心配は要らぬ筈だが、一先ず相棒に全身のし掛かる真似だけはそれで防いだ後、今頃解放された呼吸に合わせて顔の見える位置までほんの少々頭を起こす。「……どうする、か。」口付けられた頬からじわじわ広がる熱さは今は放って彼からの問いを反芻し、ふむ、と実験器具でも前にしたような思案の顰めっ面を笑みへ返す。「……取り敢えず、貴様にされた事でもやり返してみるか。」三秒程度の沈黙の次、やや迷いを言葉尻に滲ませながらも至極真面目に一言。それから間も無く目元に添う手を緩やかに掴み取り、その甲へ、そして指先へとゆっくり押し当てるキスをして。続けて開いた唇の内に人差し指の先を含み、整えられた綺麗な爪を自らの舌先でぬるりと撫でてみる。「………む、」しかしどうも理想の動作とはいかなかったらしい、小さく不満の音を漏らして眉間の皺を深めたかと思えば指を口腔から抜き去り、伏し目になっていた視線を相棒の瞳へと戻す。そのまま屈めていった唇はまず額へ、次に頬へ――あとは首筋へもスタンプ宜しく己の温度を押し付け、再度離れたその赤い瞳には、調べ事をする際と同じ真摯さを帯びた、今に限っては見当違いな一途な熱量を持って相棒を見下ろしている。「イヴ、」無論彼を呼ぶ声もそれに倣って真剣そのもの。散々キスという名の確認作業じみた何かで違和感の残る其処を、ちろりと舌の縁で軽く拭った後、「……口を少し開けろ。」“そういう”目的にしては些か艶に欠ける不遜な物言いでそう指示を投げ、その言葉に応じるか否かも見ない内から、先程よりは多少滑らかになり始めた所作でそっと合わせた唇を柔く食み )
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