掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 「……成る程。」問いかけの答えに、己も彼の資料を見た覚えを思い出し、納得の一言。その後は特別何か話すでも無いが、手元の文字もただ眺めるばかりで、無為の沈黙を落としていた。――と、不意に。耳元に擽ったい感触が走る。「……っ!」熱が下がり常人より低い体温に戻っていた事、加えて血の不足で末端が冷えていた事が相俟って、ほんの微か耳に触れた“それ”に温もりがあるのも解り、思わずバッと上げた目は、少し見開かれる形で相棒とぶつかる。その目の前の彼の顔はといえば、先程以上の甘美を含んでいて、まるで此方を蜂蜜の如く溶かさんばかりにも見える――その、慈しみに似た眼差しに。心臓を、思い切り握られた気がして一瞬呼吸を止め、「……別に、髪など。どうせ括ってしまうものに、一々と気に留めている暇が勿体無いだろう。」――しかし。その数秒の硬直を解いて、ふいと視線を背けた後に普段の顰めっ面で捨てるように溜め息を吐く。ついでに持っていた紙束もテーブル上に投げ置いて、「…いや、そんな事はどうでもいい。それよりも、」相棒に向き合う。今の言動も表情も見ても、なお退かず――寧ろ、今の甘ったるい彼を、その未知を、より知らんとする探究と観察の眼差しで、「……貴様の方は、きちんとあの子鼠どもに診てもらえたか?」じ、と些か鋭く見詰める目は不調などの顔色も窺っている様子。その言葉と態度は、未だ掴まれた心臓の余韻に落ち着かない心地ながらも、普段通りの無愛想だが不遜なそれ。彼と同じく頬杖も突いて、ふんと揶揄に鼻を鳴らしつつ、あの医務室でのその後を相棒に尋ね )
(/ ハッ!(復活)危うく三途の川渡る所でした!()泳げなくて引き返しましたが!!()めちゃくちゃ効いてますよイヴさん!アーネスト耐性無い癖に“甘ったるい相棒”に興味津々になっちゃってます!!その調子ですよ!! )
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