掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(いつもと変わらない相棒の態度にはは、と乾いた笑い声が漏れる。エレベーターに乗り込み、相棒の部屋がある階のボタンを押した。少ししてからリン、と涼やかなベルの音が鳴り、相棒の住む部屋の扉に手を掛ける。言葉通り鍵を開けてくれていたようで、ドアは何の抵抗もなくすんなり開き、少し部屋の中─いかにも相棒らしい、書類やら本やらが色々と散らかった、無頓着なもの─を見回すと、相棒の背中が見つかった。ふ、と柔らかく穏やかな笑顔を浮かべながら相棒の肩を叩き、「…急にごめんね、アーネスト」と普段の軽薄さが抜け落ちた、蜂蜜に砂糖菓子を漬け込んだかのような甘ったるい声でまず謝意を述べ、次にペンを相棒の近くのテーブルに置いたかと思えば、ソファにぽすんと腰を下ろし、相棒の方へ慈しむような眼差しを向けて微笑んでいる。─どうやら、今のイヴは随分電源がオフになっているようだ。相棒に向ける笑みは女性に向けるそれと同じ─だが、違うのは─今はその柔らかな表情も、甘ったるい声も、ただ一人の男─相棒に向けられている、という点だろうか)
(はい!!イヴがやって来ましたよ!!(爆音)もうすでにちょっと甘いですねコイツ…でもまだコレは序の口ですので!!())
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