掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( メモ帳の内容をレポートへ一通り書き写し終わった所で一旦シャワーに向かい、いつもよりも熱めの湯を浴びてから部屋着に着替えて戻る。その後また暫くは部屋の片隅のデスクに座り、己が記した書類と睨み合っては思案に没頭。――ふと、響いた音に目を覚ました事で、少々微睡んでいたのに気付く。それから十秒程度か、希有中の希有である来客を知らせるインターホンが鳴ったのだとようやっと音の正体を理解し、のそのそと立ち上がって応答する。「……イヴ?」モニター越しにその姿を確認し、降って湧く幾つかの疑問に何度か瞬いた。が、一々と訊くのは億劫で、ボタン一つで其処と繋げるなり、「……用があるなら上がってこい。鍵は開けておく。勝手に入れ。」無用心極まりない出迎えの言葉を普段の無愛想さで伝えた後、向こうの用件も聞かない内から一方的に切る。それから宣言通り部屋のオートロックを解錠した後は、特別何かするつもりも無く、床にあちこち積み上がった本や過去の薬品レポートもそのままなら、乾きかけの髪も解きっぱなしで、眼鏡やピン等の装飾品も無し。服も無論部屋着――厚手の淡色シャツにフリースの黒ズボン、赤褐色に近いブラウンのニットカーディガン、更にその上からネイビーの大判ブランケット、足元は起毛素材の黒スリッパという兎に角有り合わせをもこもこと着込んだそれのまま変えずに、今度は本棚の方へと歩み、集め並べた化学の資料を漁り読んで )
(/ ほらもうウェルカム状態ですよイヴさん!!()ほほう…甘々…アーネスト心の準備しておきな!!私も心臓飛び出ないよう準備するから!!() )
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