掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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( 待て、と報告書を見た上司の引き留めを閉めた扉で断ち切り、見慣れた景色に座り息を吐き出す。 ちらりと相棒の方を窺えば顔を顰める様子が見えて、己の仕出かした事を象徴するそれに、口が落ち着き無くもごついた後に、ギュッと固く引き結ばれた。あちこち不調の今に何かを飲む気にはなれず、ただ頬杖を突いて視界を閉じ、思考を一旦休止していた所へ、不意に影が差した。掛けられた声にそちらに開いた目だけをくれてやれば、先程報告書を管理室に投げていった、己と同じように不機嫌な顔をした女性――サラが見え、為された挨拶には視線だけを返した後、また興味が失せた様子で目を逸らす。多少親しい様子の相棒と彼女のやり取りが耳を素通りしていく中、ふと話を振られて今度は顔ごと彼女の方を向く。「……別に、今更だ。」同じに素っ気ない一言。の、筈が。「この芋虫のお守り程度、もうとっくに慣れている。貴様に苦労を推し量られる筋合いは無い。」鼻で笑いながら毒を纏って、加わる言葉。表情や視線も嘲笑に染まっているようで、しかしその実仄かに親しみを帯びた柔さがある。「……ん、」と、そこで、相棒に目線が行く。彼は何か紙を手にしている。彼女が渡したものだろう。さて、この場で自分達、主立っては愚痴を溢していた相棒に、研究課の彼女から渡されるような書類といえば――思い至って、表情が一変。一方の眉と頬がピクリと微かに痙攣し、一気に顰まる。「…それは何だ。」また機嫌を捻ったような低い声。彼に訊いている体だが、答えは求めていない。ただ相棒の言葉より視線より先に、その書類を奪わんと頬杖を解いた手を素早く伸ばして )
(/ 私モ…ミタイ……いつかこの展開も盛りましょ…そうしましょう…()まずいねアーネストどうしよっか!!え、見られる前に盗る?お前イヴさん相手に出来る??只でさえ体調不良のくせに???() )
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