掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(相棒の声は無視を決め込み、馴染みのショップに足を踏み入れる。相棒の射殺さんばかりの眼差しと歯軋りに一瞬店員の表情に怯えがちらついたが、そこは流石にプロと評すべきか。声掛けの対象を早々に自身に切り替えたかと思えば、今日はお連れ様のお洋服をお探しですか、と人当たりの良さそうな笑顔を向けてくる。内心感心しつつそうだね~、と店員に適当な返事を返した。似合いそうな服を探している店員を他所に、改めて相棒の全身をちらりと見やる。─良く見れば、と言うか矢張り、と言うべきか。相棒はスタイルも悪くないし、顔だって整っている。これは服装次第で余裕で化けるなあ、などと思っていると、いつも自身の服を見繕う馴染みの店員がお連れ様だとこちらがお似合いになると思います、などと言いながら見繕ったらしい服を持って来る。その服装は普段の相棒とあまり変わらないような印象を受けるモノトーンの上下、それに普段の相棒からは想像もつかないような濃い原色を取り入れたスタイル。自身なら問題なく着こなせるが、果たして相棒はどうだろうか。そんなことを思いながらその原色入りのスタイルを掴み取ると、まだ店員を威嚇しようとしている相棒を無理矢理試着室に押し込み、自身が今手に持っている服─上は大輪の花と小振りな花が入り乱れる模様の濃い赤をしたドレスシャツに細身の黒いテーラードジャケット、下はスキニータイプの白いスラックスにグレーのハイソックス。靴は普段相棒が履いているものとさして変わらないような黒いローファー─を試着室の中、小さなサイドテーブルに置いてカーテンを閉める。カーテンの向こうにいる相棒に向かって「アーネスト~。アーネストがお着替えしてる間にオレ、自分の服見てくるから~」などと宣ってふらりと試着室の前を離れた。そのまま新作エリアに向かい、片腕が汚れた白い革ジャンの代わりを探し始める。ふと目に留まったのは濃いブラウンで、何の用途で使うのかも不明なポケットが所狭しと付けられている変わったデザインのものだった。一目で気に入ったようで、その革ジャンの値札も見ずにレジへと直行する。地味だが品のあるブランド物の、かなり膨らんだ財布から金を払ってから、店の外観からは想像もつかないほど可愛らしい紙袋を片手に試着室の前へと戻り、相棒の着替えを待っているようで)
(ああ…それでイヴが「月光ちゃん投げないで~!壊れたらどうすんの~!」とか言いながら慌てて回収するんですね…多分アーネスト様にそんなこと聞かれても「分かんないけど何か出来ちゃったっぽい~!ま、撃てるし問題ないよね~」とか自己完結しちゃいそうです()武器交換するとアーネスト様にはイヴのお守りを頑張って頂くことになりそうですね…あ、イヴが無理矢理着せようとしてる()ファッションなんですが、中の人のファッションセンスは皆無です()でもモノトーンに原色が入ってるファッション大好き民なので…アーネスト様に着てもらいたいななんて思っております()了解しました!!イヴ!!服の次は髪型だ!!ヘアサロンに連れて行くんだ!!その次にカフェでお茶して、最後はバーだぞ!!分かったね!!!())
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