掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
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(運動、というワードを投げ掛けた途端に相棒の態度が変わるのが目に見えて分かった。普段より若干早口、それに目線が明らかに自身から逸れている。猛獣から逃げるときのように爪先がゆっくりと反対方向へ向いたのを目敏く捉え、その爪先が地面を蹴り出した刹那、自分自身でも驚くほどの反射神経で片腕のギプスを投げ捨て、「は~い、ストップストップ!」とこちら側に僅かに残っている片腕をぐい、と自身の方へ勢いよく引き寄せた。少し遅れて、ギプスが床に落ちる軽い音が響く。医療班長の的確な手当ての"お陰"で、もう折れた片腕の骨は綺麗に繋がっているらしく、多少力を込めた所で僅かに痛む気配すら見せない。彼女の小動物のような顔を思い浮かべて内心感謝しつつ、すっかり健常に戻った両腕で相棒の片腕を捕らえた。本格的ではないとは言え、前線で動く為に運動はしている自身。そして恐らくだが、全くと言っても過言ではない程運動などしていなさそうな体格の相棒。勝敗など確実にやる前から決定されている。案の定と言うべきか相棒の足は空を切り、転びかねない勢いで自身の方へ引き寄せられた。「寝てばっかじゃ身体鈍っちゃうって~!ほら、散歩行こ~散歩!体力付けないと~!何ならオレがアーネストの家まで送るからさ~!」いつもの笑顔で適当に捲し立てながら、しかし相棒の腕は掴んだまま、愛車の待つ駐車場とは逆方向─お洒落なカフェやら個性的な外観のアパレルショップやらが乱立する街の中心エリアの方へ歩いていく。機関内では目立つ自身のスタイルも、この中心エリアではあまり目立たないらしい。─寧ろ、何方かと言えば単色のスタイルをした相棒の方が自身よりも目立っている。まず洋服買いに行こっか~、お金ならオレが出すからさ~、などと楽しそうに笑いながら強引に相棒をアパレルショップの方へ引っ張っていこうとし)
(うーん勝敗の見える戦いですねこれは!!()イヴのことですから絶対しょうもない注文してますよ…「刀身に桜のホログラム出たら綺麗じゃな~い?」とか「光ったらテンション上がるよね~」とか小学生みたいなこと言いますよイヴは()そして良く分からない銃器に変形しても「まあいっか」で容赦なくバンバン撃つんですね分かります()イヴ!!頑張るんだ!!アーネスト様を外に連れ出せ!!)
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