斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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「あ?なに…、!」
「おい!やべえって。」
( 急に掴まれた腕に明らかに不機嫌そうな声でその人物を見る。しかしその後に言葉は続かず、目の前の見知った人物に顔面は青ざめていくばかりで。この辺りに居座る者なら彼の顔を知らない者はいない。)
─!
もしかして…、悠介くん…?
( 止めに入ってくれた男性。少しばかり自分よりも背の高い後ろ姿はどこか見たことがある感じがして。さらに聞き馴染みのある声に、もしかしなくても、と鼓動は高鳴っていく。口から出た声は僅かに震えているのを自分でも感じて、一息吸ってから彼の名前を。顔をしっかり見ているわけではないし、確証は薄いのだが、自分の勘がそう言っていて。)
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