斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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( テスト終了を告げるチャイムが鳴ると落胆や歓喜の声が教室に響く。プリントを回収されてみんな肩の荷が下りたのか安堵の空気が漂っているのに窓際の斎藤くんが片手で頬杖をついて心做しかテンションが低い様子で、最近なら馴れ馴れしく絡みに行くのだが機嫌が悪い時はやめておこうと目を逸らすと帰りのHRを終えて担任の先生に駆け寄り、先生は職員室にいるのかと聞けば「天羽先生?今はいるか分かんないけど、最後に見たのは保健室に行ったとこだな」との情報が落ちてきて、ぺこりとお辞儀した後に早足で廊下を歩いて )
「…失礼しまーす、………わ、寝て、る…?」
( 扉を軽くノックしてから保健室の中に入る。中はとても静かで、もうどこかへ行ってしまったんだろうかと落ち込みそうになるがベッドに眠っている人を見つけて静かに近寄れば思った通りの人物。呼吸と共に伏せられた長い睫毛が微かに揺れる様子は息を飲むほどに綺麗で、瞬きを忘れたかのようにじっと見つめ )
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