斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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「えー?ダメ、今ここで決めないと……って、いい所なのに。斎藤くん、掃除終わっちゃったらしいです。残念。」
( 初めて触れた頬、状況が状況だからか自分の手より体温が低くて少し冷たい気がする。揺れた肩まで愛おしくて、普段の授業では見れない表情にぞくぞくする。好きで好きで堪らない。こんな形で、と実行するまでは少し後ろめたい気持ちもあったがこれは成功だ。自分の中にあったSっ気に気付きながら目を細めて楽しそうに微笑むが机の上に置いてあったスクールバッグからメッセージの着信音が鳴れば唇を尖らせながら手を離してスマホを取り出し確認すると"あんたの愛しの斎藤、バカ男子に巻き込まれてほうきチャンバラしてた。ウケる。今掃除終わって片付け中だけど、結局斎藤と遊びに行かないの?"と友達からメッセージが。もし放課後に斎藤くんが先生と約束なんてしてたら此処に来て見つかっちゃうかもしれない。それは厄介だから避けたいなあ、なんて思いながら肩を落とすと心底残念そうに首を左右に振り、溜息を吐いてから先生を見上げると両手を広げてお願いをひとつ )
「いいですよ、考えてもらって。その代わり、1回だけギュッてして貰ってもいいですか?…大丈夫、斎藤くんは片付け中らしいのでまだ来ませんよ。」
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