斎藤 悠介 2023-09-13 21:51:55 |
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「そう、ですよね。もしかしたら、って思ってました。聞いていただいてありがとうございました。」
( こちらを気遣ってくれた返事には思わず涙が出そうになり。うるうるとした目で、こちらも礼を伝えるとお辞儀をして去っていき。その際に、体育館の角を曲がった先で先生にぶつかりそうになったが、気に留めず走っていき。)
……、
( やはり告白現場だったかと、盗み聞きをするつもりはなかったのだが聞いてしまってから後悔をして。それと同時にもやっとした気持ちに再びなると、その正体がなんであったか自覚し始める。彼なら告白をされることなど山のようにあるだろう。ましてやそれをきちんと断ってくれているのだし何も問題はない。しかし、やはり彼と同じ年代、時間を生きている若い子たちが羨ましい。このまま彼の前に出ていっていいものか、自分は今どんな表情をしているのか。何とも言えない気持ちのままそこに立ち尽くし。)
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