テイルズオブまいごえん(柵越BL)(〆)

テイルズオブまいごえん(柵越BL)(〆)

岡田ユウ&レイヴン  2023-09-12 10:16:10 
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  • No.319 by リッド  2024-01-25 12:47:25 


【そういえば。まだ本編そんなにやってないですがネタバレ踏みつつ色んなの覗いてたら←
おっさんがシュヴァーンになったきっかけって10年前なんすなぁ……。あれ?10年前って、リッドさんの村に悲劇が起こって天涯孤独になった頃と一緒じゃね??となりまして…←

何かあまりにもタイミングの奇跡があり過ぎて…!!

まあここはVの魔導機があるやらないやら微妙な設定ですし、おっさんだけ生き残るような大きな戦争があったのか、そこは何とも言えませんが…きっと、起こった後、その部隊の中で一人生き残って新たに隊長として、まだ部下が居ない頃、最初に動いた任務なんでしょう←

例えばですよ??設定ごっちゃごちゃになるんですが←
リッドさんが居る村で秘密裏に何やら行われているからって調査に出されて向かったら、その村では親の居なくなった小さな子供を犠牲に神降しを行おうとしてるって分かって。
そんなバカな話があるかと憤りつつ報告の為に戻ろうとしたら、その子が近寄って、ズボンの裾を握りながら声を掛けてきて。「村の大人はみんな、オレのこと嫌いなんだ……アンタは外の人だから、違う、よな…?」なんて不安気に瞳を揺らしつつ見上げてくるもんだから。放っておけなくて、その場に膝を折って抱きしめてあげるのね。「当たり前だ。…今日は一緒に居る、だから沢山話そう」幼い子供の不安を和らげようと話したこと。けれど本心からの言葉。
「ん……じゃあ、オレの家行こう?」その言葉に頷いて、抱っこしてやりつつ歩いて向かう。その道中、村人の冷めた視線が突き刺さってくる。余計なことをしてくれるなという、村の外の人間を拒絶する冷めた視線が。幼いこの子にも同じような態度だったのかと内心更に憤りつつ、家に着いたら中に入って。ベッドに腰を下ろして一緒に沢山話す。先程まで不安がっていた顔は何処へやら、久しぶりに誰かと話せるのが嬉しくて堪らないのかコロコロと表情を変えながら話す姿は、幼い子供そのもので。こんな子にどうしてそんな酷いことが出来るのかと、村の連中への憤りは増すばかり。
一緒にご飯も食べてお風呂も済ませて、それから同じベッドで優しく抱きしめて背中をトントンと叩きながら、眠りに落ちたその子の寝顔を眺める。…本当にただの幼い子供じゃないか。親が居ないからという理由でどうして。…そもそも話を聞いていた限りでは、この子の父親は村の外に狩りの肉を卸しに行った帰りに事故で亡くなったとのことだがどうも怪しい。片親しか居ない、親戚も居ないこの子…村の連中が何かしたのではないか。そこまで考えてしまってはふっと笑う。もし事実だとしても暴くのは自分の仕事ではない。そもそもこの子に接触することは任務の内容に含まれてはいなかった。だから報告に帰った先で罰則でも付くかも…まあそこはうまいこと誤魔化すか、なんて思いつつ。小さな身体をしっかり抱きしめて自分も眠りに落ちる。

翌朝。目覚めると腕の中に居た筈のあの子が居ない。あれ程しっかり抱きしめていたというのに何故。慌てて身体を起こし扉へと向かえば、拙い字でメモが貼られていた。"ありがとう"その文字は、泣きながら書いたのだろうか、円形の雫の跡に合わせて滲んでおり。…これは一刻を争う。激しい憤りと共に荒々しく扉を開き、報告へと戻ることなく単身、全力で走りながら儀式の場へと向かう。どうか間に合ってくれと願いを込めながら。

~さて、先ずは間に合ってない方でも←~

もう少しで辿り着こうというタイミングで眩い光が辺り一面を照らし思わず瞼を閉じる。ゆっくり開いたその先で目にしたのは、儀式の場に一人立つ、昨日話した幼い子供の姿。だがその雰囲気は全くの別物。無邪気な子供らしさは何処へやら、重々しくも神々しい…明らかに人ではないと分かる。間に合わなかったのかと苦い顔をしつつ、もしかしたらあの子が帰って来るかもしれないとその場で様子を伺うことに。

「……いつの時代も人は欲深い生き物だな。まだ幼い子供に無理矢理私を降ろすとは…愚行を犯す者達に与えるものなどない。…消え去るがいい」

幼い子供の周りで跪き何やら願いを口走っていたであろう村人達は。重苦しい言葉と共に上空から放たれた雷により存在自体が消失する。続いて先程まで自分が居た村の方にも、同じように雷が落ち。これは自分も終わったなと諦めていたのだが、いつまで経っても落ちて来ない。何故だろうかと不思議に思っていればいつの間にやら足元にあの子…もとい、神様が来ており驚いて軽く飛び退く。こちらを見上げるその瞳は、元の空色ではなく神々しく輝く金色の瞳。…やはりあの子ではないのかと苦い顔をしつつも見つめ返す。

「此度の神降しにより、本来ならもう10年先にある筈だった私の目覚めが無理矢理早まった。そのせいでこの子の自我が消え掛かっている。それは私の望む所ではない。……幾度も名を呼びながら抱きしめてやってくれ。そうすれば元に戻るだろう。今のこの子に必要なのは、たった一日であれ大切に扱って愛情を思い出させてくれた、其方の声だ」

淡々とした口調で告げられた、自我が消え掛かっているという言葉。それに一瞬目の前が真っ暗になる感覚を覚えたものの、自分が動けば戻ってくると聞いて。じっとしていられず直ぐに膝を折り、力強く抱き締める。頼むから戻ってきてくれ。願いを込めつつ何度も名前を呼ぶ。呼びながら、昨日話してくれたことをまだ覚えていると、話しかける。沢山あった話の全てをちゃんと聞いていたと、どうか伝わって欲しいと強く願いながら。

眩い光がもう一度辺りを覆い思わず瞼を閉じてしまう。光が治る頃にゆっくりと開いてみれば……穏やかな寝息が耳元に聞こえた。慌てて身体を離し倒れたりしないよう直ぐにお姫様抱っこをして、改めて確認する。…眠っている為ハッキリとは分からないが、あの重々しく神々しい雰囲気は感じられない。きっと元の、幼い子供に戻ったのだろうと胸を撫で下ろす。

…それはいいのだが。この子をどうするべきか。村に戻った所で先程の雷により間抜けの殻であろうし、免れた住人が居たとてこの子の面倒を見る余裕などないだろう。かといって自分はずっとそばに居てやることは出来ない。誰かに預けようにも信頼できる人間が……ふと、思い出す。以前立ち寄ったことのある街で孤児を預かりまるで我が子のように大切に育てている夫婦が居たことを。そこに預けてはどうか。…ダメ元ではあるが行く価値はある。この子が目覚めてしまう前に行こうと、なるべく起こさぬよう気をつけながら走り出す。この子の未来に幸あれ。そう願いながら。

~~

なーんて!!何か創作意欲湧いたんで書いちゃいました☆←
このなり始めた頃は、この儀式に間に合って剣が突き立てられる寸前で助けたって設定…だった筈なので、まあ、ifルートですなww一人でべらべらとすみません←】

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