「へぇ~!そうなんですか……すいません、よろしくお願いします!」 (部外者である自分がリハーサルを見ても大丈夫なのか?とやや不安に思っていたが、彼はどうやら、裏方としての役割が多い物の、一座の古株かつ座長とは長い付き合いのようだ。だから、多少の頼みは受け入れられるということなのだろう。 感心したような声を上げたあと、軽く頭を下げ、座長に話を通しに行く彼に改めてお願いをした)