悪いけど。俺は君と違って、思いの籠った手紙を簡単に捨てることはできないんだ。 ……確かに、渡したから。 ( いつもは穏やかだが、やはり相手の言葉が頭に来たのかついそう言って。それから後ろを向くと屋上から出ていこうとして。)