異世界の創造者(スレ主) 2023-08-24 16:02:04 |
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>ミレイユ、城門前all
【ミカレヌ魔国 城門前→市場/ロザリア・ミカレヌ】
ロザリア「……分かってるよ、だからこうして息抜きで町に降りようとしているわけだし。でもね………」
普段は面倒臭がりだが、真剣な表情で自身を気にかけてくれる彼女からは根の優しさが垣間見えて。分かっていると微笑みながら返事を返した後、何か言いたげに口を開こうとする。しかし、暫く目線を上にあげて考えた後に「これ、言おうとしたけど…やっぱやーめた」と発言を取り止め。
ロザリア「ふふっ、そうだね……って、ちょっと!置いてっちゃダメだからね~!」
先程まで辛気臭かった様子から一転。普段の調子を取り戻せば、召喚魔法を使って小型の魔獣を呼びだす。「○○くんが来るまでの間、ここを見張っててね」と別の門番が来るまでの間の見張りを魔獣に代役をお願いすると、魔獣は頷くように頭を振り、城門の方へと走り出して。
魔獣が門の方へ向かう様子を見送ったロザリアは、自分よりも1歩先に城下町の方へ歩き出すミレイユに対し、置いていかれないように小走りで彼女の元へ向かい始め。暫く歩いていくと、市場の方へと辿り着き。
ロザリア「いやぁ、今日も相変わらず賑やかだねぇ~」
魔物達の賑やかな声が響く市場の中を、商売をしている様子を横目に、アロマを販売しているお店へと歩き出し。明らかに正体を隠せていないロザリアに対しては誰も疑問を抱かない様子で。
しかし、それは単にロザリアが幻覚魔法を使い、魔物達に正体がバレないように対策しているだけである。とはいえ、厳重に幻覚を見せているわけではないため、ミレイユや他の異世界人から見れば桜色の髪を持つロザリアの姿が見えることだろう。
(/場所を移動させましたが、問題があれば訂正いたします。遠慮なくお申し付けください)
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