異世界の創造者(スレ主) 2023-08-24 16:02:04 |
通報 |
【《マファリム王国》〈市場〉[夏菜子/カリア]】
>市場ALL、ルチル
カリア「え?」
まさか泊めてくれる人がいるとは、と安堵した様子でいれば何だか独り言が聞こえたような気がして一瞬抜けた声で「え?」と声を出して何と言ったか改めて聞き返そうと思ったのだが、相手が話を続けている様子を見るとそんなに気にすることでもないような気がして、目の前の人物に御礼を言い。
カリア「本当にありがとうございます!このご恩は忘れません!…夏菜子、ほら。お兄さんにありがとうって。」
と、満面の笑みで言葉を返しては夏菜子に対してお礼の催促をした後に、夏菜子がようやく目の前の彼に対して顔を出してお礼を言う。人馴れしてないせいか表情はやや不安そうだが、それでも泊めてくれることに安心感を覚えたのか、ペコっとお辞儀をしながらお礼を言う。
夏菜子「…ぁ…ありがとう、ございます…」
さて、お互い準備が出来たのかカリアは凛とした表情で相手の行動を待っているようで。
【《ミカレヌ魔国》〈路地裏〉[シグマ]】
>モルガン、路地裏ALL
バツの悪そうにわかりやすく話してくれ、と言ったのちに言葉足らずで困らせてしまったことを反省している、と発言して相手側も反省している素振りを見せている様子を見たシグマは「気を付けろよ」とぶっきらぼうに適当に伝えたのちに、自身の仲間に関することを話された。
答えは__No。
どうやら仲間の姿は見ていないらしく、その旨のことを話されると彼はガックリと肩を落とし、「そうか…」とため息混じりに言葉を濁す。
「まあ、居たらいたでめんどくせぇけど。」
と、独り言を吐くように述べる。随分と苦労しているような、普段から振り回されているような、そんな感じの雰囲気であった。
だが、彼女の発言に驚くことになる。
どうやら彼女は自分と同じ種族を探し当てる事ができるらしい、と聞き思わず声を上げる。
「本当か!?」
先程の苦労人のような雰囲気はどこにいったんだと言わんばかりに食いつくシグマ。本当の所、彼はいち早く仲間を回収したかった。確かに居たら面倒だが、周りに迷惑を掛けまくって暴れられるのも嫌だったからである。
人数や人柄によっては厄災になりかねない人物だっているのだ、悠長にしている暇はない。
「なら…探してくれねェか。」
と、冷静を取り戻しつつ探すようにお願いして。
【《メレーヌフォレスト》〈森〉[バチキン]】
>レイチェル、ハルル、森ALL
「でも…!」
と慌てふためいているうちに相手側が先に驚かせたことを謝罪する。
気付けば謝罪されていたことに気付いたバチキンは即切り替えて怪しい人物である貴方(ハルル)の方を向いては文句を述べる。
「そうバチ!驚かしてくるんじゃねーバチよ!」
とひとしきり言った後銃を下ろし、
「この森に住んでいる」と話をする人物。彼女はどうやらハルルと言うらしく、森に出たことはないが道には詳しい、と話している様子を見て「不安でしかないバチ」と困惑するバチキン。
さて、そんなことは一度置いておいて。相手が自己紹介をしたならばこちらも自己紹介をする必要がある。
「私はバチキンバチ!ハルル、よろしくバチ~。さっきは銃突きつけちゃってごめんバチよ~。」
と、挨拶と謝罪を述べて。
【《マファリム王国》〈海〉[チャーリー]】
>リク、アクセル、ノエル、クレア、海ALL
「それでは、城に案内致しましょう。
自己紹介は後ほど致しますので、とりあえず皆さん、着いてきてください。」
そう述べた後に、善は急げと言わんばかりにスタスタと歩き出すチャーリー。
「…(お兄様…今どこにいらっしゃるのかしら)」
凛とした表情で歩き出すチャーリーだが、内心は不安を覚えていた。
異世界人は増えていく一方だ。最初は少ない人数かと思ったが至る所に迷い人が増えてきている。
その為、現王様__兄上様に、色々とこれからや現時点の迷い人に関する情報を集めたり話し合ったりしないといけないので仕事が山積みだが、異世界人の保護が忙しく中々出向けないのと、身体の弱い自分では働き詰めたらすぐに倒れてしまうからだ。
内なる不安を抱えながらも、自分がしっかりしなきゃと言わんばかりにゆっくりと、確実に歩みを進めており。
トピック検索 |