異世界の創造者(スレ主) 2023-08-24 16:02:04 |
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【メレーヌフォレスト泉の広場(案内中)/アルファ06(変装中)】
>デクスター・ハワード、メレーヌフォレスト泉の広場ALL
「植物が得られる栄養の量も種類も色々と異なるみたいですね…?、私は急ぎの用は無いので大丈夫ですよ。どうぞごゆるりと」
端から見ていると文字通り(夢中)な様子の彼(デクスター)の様子を穏やかながらハイライトの無い双眸で見つめながらニコニコとしている人造魔女(アルファ06)は途中で我に返った様子で咳払いをする相手に微笑みながらそう言いつつ…
「品種にも寄るそうですけど、命に関わるほどかなり危険なモノもあると聞きました。――そうですね。量が生身で持ち運べるサイズと重さなら、今日みたいに徒歩で届ける事が多いですが、大荷物だったり“速達”希望のお客さんの貨物や品は(空輸)しています。」
ある意味人外顔負けの(人間離れ)――数十…百キロ越えの荷物を背負って平然と数十キロを車両並みの速度で短時間で駆けられるタフネスと持久力――更に(空輸)という言葉から(空中を移動する手段)を有している事を暗に示しつつ…
「依頼は遠い場所が多いし偶に(危険な目)に遭う事もありますけど、皆喜んでくれて遣り甲斐のある仕事ですよ。何よりずっと(空)を見ていられるし…」
余程(空)に思い入れがあるらしく、少女(アルファ06)はそう言いながら再び空を見上げて――少し眺めた後再び彼(デクスター)に視線を戻し
「ドクター・デクスターは、“此処”ではお薬を作るお仕事をしているのですか?」
と尋ねる。
【ミカレヌ魔国 市場/ゲダツ】
>ロザリア、ミレイユ、(赤セイバー(ネロ)、アタランテ、アキレウス、オリオン)、魔国市場ALL
「買い物か、別段急ぐ理由も無し――別に構わんぞ。」
サーヴァント一行を見送った後、くるりと振り返ったアリリこと(魔王)ロザリアの提案に特に異論無くコクリと蜘蛛頭の異邦人は頷いて
そもそもこの大男が路面に上半身を減り込ませる以前から(買い物)で市場に来ていた面もある二人、取り分け安眠用のアロマを所望らしきミレイユの言葉に
「む、フワフワ角(ミレイユ)は眠りが浅いのか?、良く眠れんというのは身体に毒だぞ。うちの銭湯ならばそういう不眠にも効き目がある薬効の薬湯が在るのだがな…」
とあらぬ心配をしつつ(異世界故に余り意味は無いが)しれっと(うっかり湯)の宣伝をして…
「まぁ見る機会はこの先多いだろうからその時に好きなだけ見るが良い。何なら共に飛んでも良いぞ――それにしても、試練を与える側が試験めいた事を受けるとは…世の中分からぬモノだ。へそ!」
(飛行手段)についての疑問はそんな感じで一旦保留しつつこの奇妙な青海番頭ことゲダツは二人(ロザリア、ミレイユ)に付いて行く。
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