異世界の創造者(スレ主) 2023-08-24 16:02:04 |
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>ミレイユ、ゲダツ、ネロ、アタランテ、????、市場all
【ミカレヌ魔国 市場/ロザリア・ミカレヌ(仮名:アリリ)】
ロザリア「……えへへ~、面と向かって言われると照れますなぁ」
頭の中で『自分はそんな立派な魔族じゃない』という考えが過ぎるも、それは胸の内にしまっておき。ミレイユの本心からの言葉は素直に嬉しかったようで、満面の笑みを浮かべながら片方の人差し指を頬に当て。
ロザリア「おっ、やる気満々じゃん!……って、なんかいや~な音がしたけど大丈夫?骨折れてない?」
不敵な笑みを浮かべる彼の表情を面白そうに見つめると、『ゴキッ』と手首が捻る音を聞き取る。チラッとゲダツが苦い表情を浮かべていたのを見ると苦笑いし、心配になったのか思わず大丈夫かと声をかける。何かあれば回復魔法をかけよう、などと考えており。
一方、アタランテがこちらの質問に答えると「ふ~ん、なるほどね…」と珍しく(?)真面目な様子で話を聞いており。その後、更に質問を重ねようとすると……アタランテの後ろから多くの荷物を抱える男が『姐さん』と声をかける様子を目撃し。高身長であるその男を羨ましそうに見上げると、ミレイユに続いて彼の疑問に答え。
ロザリア「その通り。我こそがミカレヌ魔国の魔王、ロザリア・ミカレヌなり!……なーんてね!どうやら、アタランテの知り合いみたいだね。名前はなんて__ん~?」
疑問に答えると同時に、何故か声色を低くし、魔王っぽく振る舞いながら彼にも自己紹介をし。しかし、演じても見た目はただのエルフ少女であるため、威厳は全く感じないことだろう。その後、いつもの明るい彼女に戻れば首を傾げてアキレウスの瞳を見つめながら名前を尋ねようとする。しかし__
その時、奇妙な翼を羽ばたかせる影に気付く。ロザリアが上空を見上げると、そこには見慣れない飛行物体がこちらを偵察するように飛び回っていた。恐らく異世界から流れた産物であろうが、翼だけがあるようなそれは少々不気味に感じ。今のところ危険な様子は見えないが、万が一のことも考え警戒しながら謎の物体を凝視しながらこう呟き。
ロザリア「な~んだろうね~、あれ。生物の気配も無いし、ちょっと気味悪いし。っていうか、何か監視されてるみたい」
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