主 2023-08-12 19:38:51 |
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>雨宮響希
「ほんで、着いたのがここ、誘き出され取ったってわけか。こりゃ確実に上位種やな。」
血痕を辿って着いたのは少し開けたスペースの有る渓谷の様な場所壁面には無数の穴が存在し、蟻が這い回っている。隊員達は辛うじて生きてはいるが消耗が激しい様で何人かが倒れ立っている人間も少なかった。
「安心せいお前ら、愛華ちゃんが雨宮隊長と助けに来た。動けるもんは動けんもん連れて撤退!私らが後は引き継ぐ、ご苦労だった!」
そう声を掛け逃げる様に指示、それを許さ様に蟻が襲いかかって来るがアックスを一振りし薙ぎ払う。
「気張って行こか。」
雨宮にそう言いながら武器を構えて直した。
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