常連さん 2023-08-11 16:37:06 |
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>天羽
「実に美しい。大変お似合いですよ。
初めてであれば確かに不思議な感覚がするでしょうが、自然とゆっくり馴染んでいくでしょう。…天羽様でしたら踊り桐や草花文様の入った品物も合うかと思いますのでまた機会がございましたら、是非。」
踊り桐………あー、あれは駄目。あんなん着たらみんな唯織さんの事、見ちゃうじゃん。俺以外の前では着させたくない。
( 相手の言葉に「畏まりました。」と言葉を返せば丁寧に帯等を解いていって、折り畳むとたとう紙で包んでいく。そんな中、先程話に出た柄の物を遠目に見付けると顎に手を当て、少し考えた後につい口に出してしまい、しまったと思ってももう遅く、頬を微かに染めつつ店主の方をバッと見れば穏やかに微笑んでいて「お入れする鞄を持って来ますね」とだけ残して表に行ってしまった。もしかしてもう察されていたかもしれないが確定で知られた事への羞恥で赤くなってしまう。しかし、ふと過去の恋愛の記憶が蘇り熱が一気に引けば苦笑いを浮かべて )
…さっきの冗談だから、気にしないで。確かに踊り桐とか綺麗な柄が入ったのめちゃくちゃ似合うと思う。髪もそのままで良いかもだけどハーフアップとかしたら絶対良い。
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