1715 2023-08-09 23:56:12 |
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( /先ロルありがとうございます…!何ら不備等ない分かりやすく絡みやすい文章でとても有難いです◎それではまた一区切りつく頃にまた顔出しさせて頂こうと思っておりますが、何か有りましたら遠慮なくお申し付け下さればと思います。 )
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( 静寂に包まれる真夜中、日課である夜の祈祷を行うべく何時も通り大聖堂へ歩を進める途中、何故か得体の知れぬ胸騒ぎに襲われ自然と足取りを早める。思えば今日は食器を割ったり何もない道で躓いたりと不穏な出来事が多かった、そう一日を振り返る傍ら判然としない奇妙な感覚に急かされる様に数分も経たぬ内に聖堂の扉までやって来ると、ゆっくりと重厚な扉を開き。僅かに開いた瞬間立ち込める鉄臭さに双眸を瞠ると力の限り扉を押し開き、嗅ぎ慣れないその香りに眉を顰めたのも束の間赤に染まる彼が十字架に凭れている姿を発見し。何故、という疑問を浮かべながら覚束ない足取りで彼の元まで急いで駆け寄ると、しゃがみ込み頬に手を当てながら驚きと恐怖を孕んだ表情で混乱のままに言葉を並べ。 )
な、なぜこんな…一体なにがあったの、どうしよう血が…!サレス、しっかりして…!
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