匿名さん 2023-08-02 17:49:18 |
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───っ、あ、宜しくお願いします…
( 何時もの花屋にもう一つ人影があることに気付くと同時に、店主から新人の紹介を受けその姿を確認する。途端、元々大きな双眸を更に大きく瞠り。緩やかな黒髪と端正な顔立ち、何よりも花の色彩にも劣らない美しい青い瞳に吸い込まれるように何秒間か時が止まったように凝視し。落雷に似た衝撃の余韻は少しばかり長く、暫く惚けた間の後にはっと意識を取り戻すと、気恥しさからか目線を泳がせながら挨拶を返すものの、言葉尻にかけて声量が萎んでいき。若干頬が熱いような感覚に襲われるのを感じながら、同様に自己紹介した方が良いかと思案しては続け様に言葉を連ねて。 )
えっと…、すぐ近くの高校に通ってる、如月なずなです…
( /畏まりました!こちらこそ宜しくお願い致します…! )
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