通りすがりさん 2023-07-31 16:16:22 |
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畏まりました!少し短いですが普段はもう少し長いロルかと思います。分かりにくい部分や不明点がありましたら都度お申し付けくださいませ。
(深々と更けた夜中、時計の針が示すのは子の刻だろうか。ひやりとした冷気に身を硬くしながら通路を渡り歩き、屋敷の奥に位置する主人の寝所まで歩を進め。今の主人に仕え始めて三ヶ月ほどが経過しているものの、未だに全貌を知らぬ謎のヴェールに包まれた彼に幾度目かのお招きを受け重厚な扉の前に到着する。今回も粗相はないように、と深呼吸を一度してから、控えめにトントンと二回叩き凛と通る声で報告を。)
──主様、只今到着いたしました。入っても宜しいですか?
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