偶然の出会い〆

( ／ この度はお相手に選んでくださり、大変有難うございます…！少々遅れ馳せながら、いそいそと移動して参りました。可能であれば末永くお話を紡いでいければと思います！当方も念の為、募集板に記載したものを貼り付けておきますね。 )




【 提供 】スラム街出身の青年
十代後半から二十歳辺りまで( ご相談次第 ) ／ 褐色肌に無造作なシルバーヘア ／ 厄介事に対し辟易する素振りは見せるが、結局の所生まれや育ちの影響で面倒見は良い兄貴肌 ／ 不器用な優しさ ／ 口八丁手八丁、若くして商人の端くれ



ッ…まだ死んでない。おい、こんな場所で転寝なんて正気か？チビ助。
( 本日とて何事もなく仕事を終えた帰り道。近道で街外れのボロ屋──もとい我が家へ戻るべく紙袋を片手に、軽い身のこなしで塀を乗り越え。ふと視界の端に捉えた幼女に瞠目し一瞬息が詰まる。独り地に転がるその姿に、スラムで幾度と目にした子供の亡骸が脳裏を過ぎれば足早に駆け寄って。影で顔こそ見えないが、死臭が鼻腔を突くこと無く胸を撫で下ろし、少々ぶっきらぼうな物言いで見下ろし )