名無しさん 2023-07-04 04:30:37 ID:417a3bf96 |
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(それはとある晴れた日のお話。気持ちのいい風に吹かれながら青く偽善にも似た慈愛に満ちた瞳を細めて下界の空を低空飛行していた、ある日のこと。軽い足音と共に森の奥から駆けてきた小さな小さな影に、その場で動きを止めるように羽ばたきながら地面には足をつけずに影の正体__ウサギと目を合わせていた。何かに怯えるように慌てているその姿に耳を傾けるように、もちろん言葉など理解は出来なかったが、猟師か狼にでも出会ったのだろうかと森の奥を見る。人間でも狼でも、流石に天使を落とそうだなんて生き物は居ないだろう、と悪戯心のままにウサギと別れ木々の隙間を縫うように森の奥へと飛んで___飛んだ先で見えた黒い服に視認できる程度の距離感で止まり。「…人間?」と小さな唇が動く、人間ならばこの距離で聞こえることはおろか視認すら難しいだろう。どうしてこんな森の奥に人が…と首を傾ければ、吹いた風が金色の髪をさらい)
(こちらこそ素敵な絡み文に上手くレスがお戻しできず申し訳ございません!いかがでしょうか…ひとまずノア様の近くにそっと近付かせてみるなどしてみました…)
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