名無しさん 2023-06-25 20:10:45 |
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そうですね、時任さんと話すの楽しいですし、今度からここに来ようかな。
( 相手からの言葉に一間考えてから、常連になるのも悪くないかも、と笑顔で上記を答える。何も営業文句に社交辞令を返している訳でもなくて、純粋にそう思えたのだ。
椅子を起こしてもらえば、指示に従ってヘッドスパの個室へ向かい、心地よさそうなソファーベッドへ横たわりながら夢の話の続きを。)
どう、なんでしょうね…。
きっと大事な人だと思うんですけど、でも、所詮は夢なんですよ。おまけに凄く昔の時代の…。
その人“弦之助”って言うんですけど、現代じゃなかなかいない名前でしょ?
それに、夢の中では僕も別の名前で呼ばれてたと思うんです。
確か……そうちゃん…だったかな。──ちゃんと思い出せないけど。
( “弦ちゃん”が大切な人なのかと聞かれれば、再度考えたのちに歯切れ悪く答える。あのなんとも言えない感覚は、ただの夢ではないと本能が教えてくれているのかも…なんて、そんなの実際に口にするにはファンタジーすぎる。
それでも、ありのまま自分が考えている事を笑い混じりに相手へ伝えた。)
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