星に願いし 僕らはきっと

( 息を切らしてきた相手に、そんなに待っていないとお決まりの返しをすれば、続けて提案されたものに少し考えては快く頷く。確かに、自分ももっと仲良くなりたいと思っていたし、そのキッカケにもなるかもしれない。)

そう、だね。分かった、僕もそうする。

それじゃあ何処かで食べようか、僕もお腹すいたし、なんでも食べられるから大丈夫だよ。

…あ、せっかくだし、優理って呼んで。名前で呼ばれた方が、なんだかしっくり来そうだし。

( お腹が空いているという彼の言葉には笑って、自分も空腹だと白状する。カフェに寄ってはいたものの、飲み物を注文しただけでフードは食べておらず、アレルギーなども無いと話すと近くの飲食店街へ向かって歩き出す。
そして、ふとタメ口に混ざって苗字で呼ばれたことに違和感を抱いたのか、名前で呼んでもらえるようにこちらからも提案を。
これまた普段はそんなこと気にしないのだが、相手からは名前で呼ばれたいと思ってしまったのだ。)


(/ そうですね！古いもので良いと思います！
そう言って頂けて嬉しいです！ぜひぜひ、宜しくお願いします)

優理か、良い名前だな。じゃあ、俺の事も下の名前で呼んでよ。稔って言うんだ。(相手からの提案に快く受け入れると何を食べようかなと思い飲食店が並ぶ看板をキョロキョロしながら迷い)
どうせならビール飲める所がいいなぁ。あ！焼き鳥なんてどうだ？酒に合いそうなだ。優理は酒飲めるのか？(飲めないのなら、無理強いはしないが一緒に飲めたらいいなと言う思いも込めて一応聞いてみる)


(\りょーかいしました。どういった経緯で怪我をするかは任せてもよろしいですか？)

(/あ、すみません。よく読んでませんでした。血を見ただけで優理が怪我をしたわけじゃないんですね。了解です)

( 相手からも名前で呼ぶよう提案されると「分かった」と返事をし、横を歩きながら立ち並ぶ店舗を吟味する。
そして、ビールと焼き鳥と聞けば、最近全然飲み食いしていなかったし丁度いいと此方も考え、笑顔で応える。)

いいね！そうしよう。
普段、1人ではあんまり飲まないけど、稔となら飲みたいな。
あんまり強くはないけど。

………あ、ここなんていいんじゃない？

( 少し恥ずかしそうにしながら上記を述べ、酒にはそんなに強くはないと白状しておく。実際はゆっくりと飲むので、ほとんど酒の場で酔いつぶれることはなく程良い心地になる程度だが、今日は浮かれて飲み過ぎたらどうしよう、なんて考える。

そんな話をしながら更に歩いていくと“焼き鳥”と大きく暖簾にかかれた店を見つけて指を指す。)




(/ 優理が怪我をするのか、誰かが怪我したのを目撃するのか少し悩みましたが…、店から出て帰る時、酔っ払い同士の喧嘩に遭遇しようかなと考えています！それなら喧嘩の怒号なんかにも反応するだろうなーと。その場面の描写は此方が行いますね！)

そっか、良かった。まぁ、もし酔い潰れたら俺が介抱してやるから安心しろって！
(そんなにお酒が強くないと聞けば上記を述べてフレンドリーに優理の肩に左腕を乗せて、少しよろめきそうになれば、あ、ごめん。と謝り相手から離れる。優理が指差す、その先に焼き鳥と書かれた店を目視で確認出来て表情が明るくなり)
いいね。あそこにしようぜ！
(早速店に入ると、既にいい匂いが充分しており、食欲が更にまし、いらっしゃいませ、と言うかけ声と共に定員が人数を聞き席まで案内され)



(あ、なるほど、ではこちらは話し合わせますね。了解です。よろしくお願いします)

…ふふ、それは心強いな。

( 相手の言葉に優しく笑いながら返し、此方に腕をのせよろけてしまう相手には更に笑って“大丈夫？”と声をかける。
一緒に歩いているだけでもやはり落ち着いて話すことが出来ることになんだか感動しつつも、彼に続いて見つけた店の中へと入っていく。

席へ案内されれば、相手と向き合うように腰を置いてメニューを広げてざっと目を通す。相手はビールが飲みたいと言っていたし、自分もそれでいいかと決めれば早速店員を呼んで注文を。)

ビール2つ。
あとは、とりあえず焼き鳥の盛り合わせでいい？

( こうした何気ないやり取りですら、既に数年の付き合いがあったかのように気兼ねなくできるのだから不思議だ。)




(/ ありがとうございます！また何か気になること等ありましたら仰ってくださいね)

おう！任せとけ！(飲む前から、このハイテンションである。相手に心配されつつも、大丈夫大丈夫と言い店の中へ。優理が注文をしてくれた事に反論はなく、とりあえず注文した後でメニュー表に目を通し)
注文ありがとな！
あとは何食べよっかなぁ～
おっ！牛タン串とかあるぞ。めっちゃ美味そう！俺タン好きなんだ。これ頼もうっと。優理の分もたのむか？
(首を傾けながら聞き。注文してから焼く為、時間がかかるだろうから、先にあれこれ頼んでしまおうと思う。しかしビールはすぐにきて)乾杯しようぜ！乾杯！


(/了解です)

へぇ、美味しそうだね。僕も食べようかな。
他に食べたいのあったらどんどん頼んで。

( 相手が見ているメニューを自分も覗き込むようにして見れば、頷きながら自分も食べようとお願いする。好き嫌いもないし、一緒に色々なものを食べられたらいいなと2人であれやこれやと注文するものを決めていく。

そしてビールが到着すれば、乾杯しようの言葉に再度頷いて「 乾杯 」と掲げたジョッキを軽くぶつけ、軽快な音が響く中、さっそく一口分喉に流し込んだ。
ジョッキをテーブルに置けば、ふと賑わいをみせる店内へと目を向ける。そういえば、いつもは騒音が気になって良い心地がしない事が多いが、今日はあまり気にならないな、と目の前に座る相手をちらりと見つめる。これも、彼といるからなのだろうか。
そんなことを考えながら、改めて付き合ってくれた事に礼を述べる。)

…本当にありがとう。
なんだか、稔とは良い友達になれそうだなって思ったから、来てくれて嬉しいよ。

よぉーし！今日は腹いっぱい食べるぞ。ぼんじりに皮にナンコツに、おっ！モツ煮込みなんてのもあるぞ。美味そうー！なぁ、優理、一緒にたべようぜ！(まるで親に連れて来られた子供のようなテンションで話し目をキラキラと輝かせながら優理に言い。乾杯をしたら一気に半分まで飲み干してしまう)
ぷはぁ～仕事後のビールは格別に美味いな！俺、酒は強いから何杯飲むか分かんないけど、優理は俺に付き合わないで自分のペースで飲めよ？(気を使わせては悪いと思い悪酔いさせたくないらしく、自分なりの優しさのつもりで言い)
なに、礼なんて言ってんだよ。それに、俺達もう友達だろ？(当然のように言い)
それにしても、外食なんて久しぶりだなぁ～優理は会社の人達と行ったりすんの？

(/すみません！名前間違えちゃいましたw)

( 次から次へと注文を決めていく相手を、此方はにこやかに見守り時々うんうんと相槌を打つ。その姿はまるで子供を連れてきた親のようで、飲むペースを気遣ってくれた彼に「ありがとう」と返事した頃には、その親子の図が脳裏に浮かびあがり、なんだか可笑しくて思わずビールを吹き出しそうになる。
そして、当たり前のように友達だと言われれば、瞬きを数回繰り返したのち、嬉しそうに頷いて照れたように笑った。)

うーん…
たまに、親睦会みたいな感じで飲み会がある時は行ったりするけど、正直、僕は苦手だな。ずっと気を使うから疲れちゃってさ。1人だと外食もあまり……。

…あ、でも、稔といると自然体で居られるから今はとても楽しいよ。

( 次いでの質問には少し考えて上記を述べる。会社の人たちとの外食や飲み会は無い訳では無いが…好んでいくわけでもなく、あくまで付き合いとして行くだけらしい。
それに比べると、今は本当に昔からの知り合いのようにリラックスできるし、一緒にいる人が変わるだけで、こうも心持ちも違うものなんだと感動してしまう。)

よーし！とりあえずこんな感じでいいかな(一通り食べたい物を注文すれば、メニュー表を閉じて所定の場所に置き、ビールを一気に飲み干し、ビールもう一本などと、追加で頼み)
俺も外食なんて久しぶりだなぁ～いつもは1人寂しく自炊してるからさ、俺ってもう親が他界して居ないんだよね。兄弟がいるわけでもないし、、って、いきなりこんな話しされても困るよな。悪い(罰が悪そうに苦笑いしながら謝り)
ヘェ～親睦会かぁ。俺の職場はそんなの無いから、ちょっと羨ましいなぁ～(気を使うから疲れると言う返答には確かにそうかもなと返事を返して自分とは自然体でいられて楽しいと言われれば素直に嬉しくて、俺もと答え)
なぁ、連絡先交換しない？(スマホを取り出しながら、唐突に提案して、相手の返答を待ち)

( ／ 最近、お返事できずじまいで申し訳ありません！
今現在、少し時間の確保が厳しく、今しばらくお待ち頂けると嬉しいです；)

(/こちらは大丈夫ですよ。プライベート優先して下さい。気長に待ってます)

上げておく

僕も、親いなくて…兄弟も居ないんだ。ふふ、何処までも似てるね、僕達。

でも、自炊できるなんてすごいよ。僕も作るけど、あんまり上手に出来なくて。稔は器用なんだね。

( ビールをもう一口飲みながら相手の親が亡くなっていると聞くと、次いでの偶然に一瞬驚きながらも、決して気まずそうな顔は見せず優しく笑って返答を。そんな家庭の事なんて職場の人達にも言ったことはないが、自然と口をついて出てしまう。
それに、自炊していると聞くと感心するような声を洩らして、ギリギリ人並み程度の料理しかできない自分が少し恥ずかしく感じ苦笑いする。彼が上手に作る姿は安易に想像がつくので尚更だ。

そして、暫くして注文した品々が届き、店員から皿を受け取り礼を言うと、ふと彼から提案されたことに瞬きを数回。
しかし、すぐさま笑顔になり此方も携帯を取り出した。)

勿論だよ。僕もしたいと思ってたんだ。



( / あげもありがとうございます！
お待たせしました！！)

マジで？スゲー親近感湧くなぁ(暗い話しをしてしまったかと一瞬焦るが、相手も同じだと聞けば、どこか安堵して)
いや、自炊って言っても料理本買って見よう見まねで作った簡単なものばっかだけだから、たいしたもんは作ってねーって(その買った本も今のでは見ていないので、どこに行ったかなぁと、ふと思い)
あ、きたきた。食べようぜ。優理(相手のまえにも品を置き、注文した焼き鳥を食べて)
久しぶりだから、スゲー美味いぞ。

お、良かった。なら交換しようぜ(スマホを出すと相手の前に出し)LINEしてる？


(/待ってました。お疲れ様です)

( 相手の話に絶えず相槌を打ちながら、時々ふふっと笑って楽しそうに会話を続ける。
あぁ言っているが、自分自身のことになると適当になる為、自分だったら本を読まないどころか買いもしないだろうから、やはり彼はしっかりしているんだろうな、なんて心の中で考える。
テーブルに並ぶ品を自分の前に置かれると「ありがとう」と礼を言い、続く彼の言葉に首を縦に振ると携帯の画面を操作する。)

こうやって誰かと連絡先を交換するのも久しぶりで、なんだか照れるな。

……ん、ホントだ、とっても美味しいね！

( 彼の連絡先を登録し終えると、少し照れたように笑いながら言葉を述べる。仕事先で連絡先を登録するといっても、それは仕事上必要なだけで、その他に誰かと他愛もないことを連絡することはほとんど無い。ましてや友達と連絡先を交換するのでさえ随分と久しい。
いそいそと照れを誤魔化すように串を一口頬張ると、今度はその美味しさに目を輝かせ、尚も相手に笑顔を向けた。)

な？美味いだろ？(自分が作ったわけでもないのに、なぜか誇らしげに言うと楽しくて、またビールを一気に飲み)
ぷはぁ～この為に1日仕事頑張ってるようなもんだよなぁ
なぁ、優理はどんな料理が好き？今度、作ってやるよ。(ふと、彼に何かを食べさせたいと思った。と言うのは実は口実で彼を家に呼びたかったかもしれない)

よし！登録完了っと。(登録が完了すると、スタンプで、これからよろしく。と言う可愛い感じの犬の文字付きスタンプを送り)

( 美味いだろ、の言葉には同意するように頷きこちらも更に食べ進める。そして、彼の連絡先を登録した矢先に送られてきたスタンプには、なんだか彼自身に似ている気がするなぁ、なんてクスリと笑い、こちらも“よろしく”と柔らかな雰囲気をした兎のスタンプを返して携帯をしまう。
また、好きな料理を聞かれると、ジョッキを持ち上げていた手を止め、考えるように視線を上に向ける。)

そうだなぁ…、ベタだけど、ハンバーグとかかな。
どちらかといえば和食が好きなんだけど、ハンバーグは大好きなんだ。

( そういって止めていた手を再度動かしてビールを飲み進めると、「稔が作ってくれるなんて、楽しみだな」と続けて明るく笑う。
他にも他愛もない会話をしながら、どんどんと料理も食べ進めていき楽しい時間が過ぎていく。)