STORYTaylor 2023-06-19 22:46:38 |
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─── … 誰も刎ねないよ。大丈夫。
( 此方が予想していたよりもずっときらきらと瞳を輝かせてくれる彼に、嗚呼ほんとに少女の夢のように純粋なんだなと実感する。全部食べていいよ、なんて返しながら自分の分の紅茶をいれようとすればガシャンと軽い音を立ててカップが倒れ、自分でもよく其れをしてしまうので特に慌てることもなくそちらへ目を向ければ自分の首を押えてこちらを見つめる彼。…女王様はこれだけでいつも首を刎ねるのかしら、と彼の表情を見て想像してしまえば背筋に霜が降りるような心地がする。だがしかしここは高慢なハートの女王がおさめるワンダーランドではなく、ただの何の変哲もない花の部屋だ。咎める人なんていない。慣れた様子で倒れたカップやらをテキパキと片付けた後に花はふわりとした彼の茶色の髪をそっと撫でては、その名の通り花が綻ぶように穏やかな笑顔を浮かべて言葉を零す。「 私もね、よくカップや食器を倒しちゃうの。だからこのくらい慣れっこ。 」なんてスッカリ警戒心の溶けた声でそう返しては、花はもうひとつのカップに暖かな湯気が立ちのぼる紅茶をいれて召し上がれ、と微笑み。残念ながらワンダーランドのように紅茶に浸して食べるソーサーや三口も注ぎ口のあるティーポットはないが、それでも慣れ親しんだものは心を落ち着かるだろうと。 )
( / フィルター…!私も推しにばかりフォーカスしていたので、ずっとそっちに見惚れていた記憶があります…!笑
バラ塗り専門のキャスト募集があったらいつでも即採用ですね…!(?)
カストさんの箒で上手に絵を描いてるジャックくんあまりに安易に想像出来て絶対にやって欲しいです……!!!
あ~~~……相手に激甘なの最高だし嫉妬の感情が理解できないのとても人外ムーブ感あって最高です…!! )
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