匿名さん 2023-06-18 15:13:18 |
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〈 碧棺 左馬刻 〉
……もうそんな時間なのか。そうだな、飯食おう。
( 彼女の言葉を聞けば、遠くの広場に目印のように掲げられている時計を凝視する。ニ本の針は揃って上の方へ向いており太陽が天頂を過ぎた事を示していた。いつもよりも随分時間が経つのが早い理由が、彼女と一緒にいるせいなのかは自分には分からず。彼女の意見を肯定し、肩に手を置く。同じように案内図へと視線を移せば、無意識で全く趣味ではないものの彼女が喜ぶような雰囲気の良い店を探し始め。数秒考えた後に指差したのは、日当たりと眺めが良く白を基調とした映えるカフェだった。写真に映る色彩の鮮やかなプレート、そしてそこに添えられた大きな焼き目のついたベーコンが食欲を唆る。彼女の華奢な肩を抱き寄せ距離を詰めれば、優しげな声色で意見を求め。 )
ほら、こことかどうだ?
〈 鵲裳 つばさ 〉
ね!他の人ってあんなに身体くっつけても平気なのかな?あ、私はドキドキした、すごく。
( 緊張の滲む脳味噌から伝達される神経の運動はいつもより活発で、非常に饒舌な口振りで何とかその場を切り抜ける。最後に本音をぶち撒けた事に気づく間もなく、ぎこちないながらも楽しげな笑顔とピースをその場で作ればシャッターが切られた。青春未満の見るに堪えない中学生を嘲笑うかのようにナレーションの声は筐体の中に響く。「 お疲れ様!外で印刷物が出てくるまで待ってね! 」カーテンを軽く開けて外を見れば相変わらず鼓膜に響く音楽と、鮮明な色の照明が出迎えていて。全てが終わった後だと何だか慌てふためいた出来事も輝かしく記憶に残り、確かにあった楽しい出来事として刻まれる。そのまま気分良くくすくすと笑えば、口角を上げて彼へと言い放ち。 )
えへへ、ありがとう。凄く楽しかった!
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お褒めのお言葉ありがとうございます……!二人で中学生らしく沢山遊んでほしいという気持ちでいっぱいです!その後にお祭りに行けたらいいなと思っています。祭りに行っても思いを自覚するだけだと思っているので、まだまだ楽しめそうです……!
さまさりのお弁当すっっっごく楽しみです!!!左馬刻って子供舌っぽいな……おもしれー男……と思っていたので話に出てきてテンション上がってます。
さりなちゃんのお弁当食べて一日中海で遊ぶの良いですね……以前背後様が仰っていた合歓ちゃんのお話も是非海で出来たらと思います!!!沢山背負っているものを信頼しているさりなちゃんの前では話してほしいな……と。
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