比翼連理 . 〆

胡桃沢 さりな
…はい、これにしますね…！

（ 彼と共に行くのなら彼も気に入ってくれた水着の方が良い。そう考えては彼に声を掛けると、驚いた様子だったが選んでくれた彼。その彼の表情は手で隠れているが照れている様子で。彼の新しい1面を見ることができて嬉しく思い笑みを零しつつも彼の選んでくれたフリルの付いたビキニ型の水着に決めた。そして今度はプールサイド用の小物類のスペースに向かい、小物類を決めることにして。サンダルや帽子、薄手の羽織を水着に合わせて選んだ。これで必要な物は買えたかなと思えばレジに向かうことにして彼に声を掛けて。 ）

これで必要なものは揃ったので買ってきますね。




山田三郎
！……それなら鵲裳のも触って良いんだな？

（ 乗り気だった彼女が照れ始めて己もその照れが移ってしまう。彼女はこのようなことは想定外だったようで謝罪をしており。確かに初めてならばこのようなことは想定出来ないだろうと考えていれば今度はお互いのほっぺを摘むポーズのアナウンスが流れた。先程よりも難易度の高いポーズにそっぽを向いたまま動けないでいると、彼女から何故か敬語で声を掛けられた。その様子に己も緊張するも平静を装い彼女のほっぺも触って良いということかと彼女の頬に手を近付けながら逆に訊ねて。 ）