…!ああ、入ってくれ。 (モヤモヤとした気持ちを抱えながら過ごしていると、不意に引き戸越しから彼の声がして。いくら休んでいてもいいと言われてもずっと横になっているのもどうかと思いながらあまり上手く動かない身体に鞭打ち起き上がると承諾して。彼は何故見ず知らずの刀である自身に此処まで尽くしてくれるのだろうかと少し不思議に思って。)