…!えっ、いや、嘘、だろ (自分の質問が拾われたことに小さくガッツポーズをして、続きを聞いていると今、自分が主演を務めているドラマの名前が彼女の口から出てきて、思わず飲んでいたお茶を吹き出すところだった。しかも、好きな俳優って言われた事にも、あまり現実感がなく瞬きを何回か繰り返してしまう。饒舌に話される自分のことに頬が軽く赤くなって、気恥しそうにして)